家庭教師の個人契約の相場はいくら?学年・科目別の時給目安を徹底解説

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運営者・監修
本記事は、東大卒・現役の副業家庭教師「まさと」が、大手派遣会社と個人契約の両方を経験した立場から執筆・監修しています。 運営者について ▶
指導歴15年/小学生〜大学生の英・数・理を担当

「家庭教師を個人契約したいけど、相場がいくらなのか分からない」という方向けに、大手家庭教師派遣会社と個人契約の両方を経験した運営者が、学年別・科目別・地域別の時給相場を実体験を交えて解説します。相場より極端に高い・安い先生を選ぶときの注意点もあわせて紹介します。

個人契約の相場はなぜ安くなるのか

大手派遣会社やマッチングサービスでは、生徒側が支払う金額の一部が会社の取り分(仲介手数料)となります。完全個人契約はこの中間コストが発生しないため、同じ指導内容でも時給ベースで1,000〜2,000円ほど安くなる傾向があります。ただし、講師の実績や専門性が高い場合は、大手派遣と同水準、あるいはそれ以上の時給になることもあります。

学年別の時給相場

個人契約における学年別の時給目安は、以下のとおりです。

学年時給の目安
小学生1,500円〜2,500円
中学生1,800円〜3,000円
高校生2,000円〜3,500円
高校受験(中3の受験期)2,500円〜4,000円
大学受験3,000円〜5,000円以上

受験学年になるほど、指導の専門性や実績が求められるため時給も上がる傾向があります。特に大学受験・中学受験は、講師自身の受験・指導経験が料金に反映されやすい分野です。

科目別の時給相場

科目によっても相場は変わります。専門性が高い科目ほど時給は高くなる傾向です。

科目時給の目安
主要5教科(国語・数学・英語・理科・社会)1,500円〜3,000円
英会話・英検対策2,000円〜3,500円
プログラミングなど専門科目2,500円〜4,000円
中学受験専門(難関校対策)4,000円〜6,000円以上

地域による相場の違い

対面指導の場合、東京・大阪などの都市部は地方に比べて時給相場がやや高めになる傾向があります。一方、オンライン指導であれば講師の居住地に関わらず全国どこからでも受けられるため、地域による時給差は縮小しやすいのが特徴です。相場を抑えたい場合は、オンライン対応の先生を条件に含めて探すのも一つの方法です。

相場より高い・安い先生を選ぶときの注意点

相場より極端に安い先生は要注意

相場から大きく外れて安い場合、指導経験が浅い、または「お小遣い稼ぎ」感覚で引き受けているケースもあります。安さだけで判断せず、プロフィールの指導実績や自己PRの内容もあわせて確認しましょう。

指導実績・合格実績を確認する

時給が高い先生を選ぶ場合は、その分の指導実績(合格実績・指導年数・専門分野)が明記されているかを確認すると安心です。実績と時給が見合っているかを比較しましょう。

体験授業で相性を見極める

個人契約では時給や条件を先生と直接すり合わせられるのが強みです。契約前に体験授業や面談を行い、指導方針やお子さまとの相性を確認したうえで、料金についても納得のいく形で合意しておくとトラブルを防げます。

会社経由と個人契約、実際いくら違う?【シミュレーション】

言葉だけでは差が分かりにくいので、中学3年生が週1回90分・月4回の指導を受けるケースで、大手家庭教師会社経由と個人契約の月額費用を比較してみます。

項目大手会社経由個人契約
時給換算3,500〜5,000円2,000〜3,000円
月謝(90分×4回)21,000〜30,000円12,000〜18,000円
入会金20,000〜30,000円0円
教材費・管理費月0〜5,000円0円
年間総額の目安約28万〜43万円約14万〜22万円

同じ「週1回90分」でも、年間では15万円以上の差になることが珍しくありません。個人契約では会社のマージン(一般に指導料の30〜50%)が発生しないため、先生の受け取りは増えるのに、家庭の支払いは減るという双方にメリットのある構造になります。ただし教材選定やスケジュール管理を自分たちで行う必要がある点は理解しておきましょう。

時給交渉を円滑に進める3つのコツ

1. 相場の根拠を示して提案する

「相場より安くしてほしい」ではなく、「中学生・基礎レベルなので時給2,000円でお願いできませんか」のように、この記事のような相場表を根拠に具体額を提示すると、先生側も判断しやすく交渉がこじれにくくなります。

2. 昇給の条件を先に決めておく

「定期テストで◯点上がったら時給を200円上げる」など、成果に連動した昇給ルールを最初に合意しておくと、先生のモチベーションが保たれ、後から気まずい交渉をする必要もなくなります。

3. 交通費・教材費の扱いを明確にする

時給そのものより、交通費や教材費の扱いが曖昧なことがトラブルの原因になりがちです。対面指導なら交通費は実費支給が一般的です。オンライン指導ならそもそも交通費が発生しないため、その分時給をやや高めに設定しても総額は抑えられます。

よくある質問

Q. 個人契約の支払い方法はどうすればいい?

月末に当月分をまとめて銀行振込にするのが最も一般的です。手渡しでも構いませんが、記録が残る振込のほうがお互いに安心です。初回だけは指導当日に精算し、2回目以降は月払いにする家庭も多くあります。

Q. 学生の先生と社会人の先生で相場は変わる?

変わります。大学生は時給1,500〜2,500円程度、プロ・社会人経験者は2,500〜5,000円程度が目安です。ただし「難関大学在学中で受験経験が新しい」学生は、受験直前期の指導では社会人より価値が高いケースもあります。

Q. 途中で時給を下げてもらうことはできる?

交渉自体は可能ですが、先生のモチベーション低下につながりやすいためおすすめしません。予算が厳しくなった場合は、時給を下げるより「隔週にする」「時間を短縮する」など回数・時間の調整を先に検討するのが良いでしょう。

まとめ

個人契約の時給相場は、学年・科目・地域によって幅がありますが、大手派遣に比べて中間コストがかからない分、同じ予算でも実力のある先生に依頼しやすいのが特徴です。相場を目安にしながら、実績やプロフィールもあわせて確認し、納得のいく先生選びをしてください。

Q. 個人契約の家庭教師の相場は、大手派遣よりどのくらい安いですか?

A. 一般的に大手派遣の時給には仲介マージンが含まれるため、同じ指導内容でも個人契約は大手派遣より1,000〜2,000円ほど安くなる傾向があります。ただし講師の実績や専門性によっては、大手派遣と同水準、あるいはそれ以上になることもあります。

Q. 相場より極端に安い先生を選んでも大丈夫ですか?

A. 相場より大幅に安い場合、指導経験が浅い、あるいは学生アルバイト感覚で受けているケースもあります。安さだけで選ばず、プロフィールの指導実績や自己PRの内容もあわせて確認することをおすすめします。

Q. 時給以外にかかる費用はありますか?

A. 完全個人契約の場合、教材費や交通費を別途相談するケースがあります。契約前に「授業料以外にかかる費用があるか」を先生に確認しておくとトラブル防止になります。

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