「家庭教師を個人契約したいけど、大手派遣やマッチングサービスと何が違うの?」「デメリットやトラブルが心配」という方向けに、大手家庭教師派遣会社と個人契約の両方を経験した運営者が、契約スタイルごとの違い・料金相場・注意点を実体験を交えて解説します。
家庭教師の契約スタイルは3種類ある
家庭教師を探す方法は、大きく分けて3つに分類できます。
| 契約スタイル | 特徴 | 仲介の有無 |
|---|---|---|
| 大手派遣型 | 会社が講師を採用・管理し、生徒に紹介 | あり(会社が仲介) |
| マッチングサービス型 | プラットフォーム上で講師と生徒(保護者)がつながる | あり(応募・登録料が発生することが多い) |
| 完全個人契約 | 知人紹介やマッチングサービス経由で直接契約 | なし |
それぞれの契約スタイルには、料金・柔軟性・サポート体制の面で明確な違いがあります。順番に見ていきます。
個人契約のメリット
仲介手数料がかからず、料金が安い
個人契約の最大のメリットは、入会金や管理費、仲介手数料が発生しないことです。大手派遣型では、生徒側が支払う金額のうち一部が会社の取り分となるため、講師の実際の取り分と生徒側の負担額に大きな差が生まれます。個人契約はこの中間コストがまるごと発生しません。
スケジュールや指導内容の融通が利く
「テスト前だけ回数を増やしたい」「受験直前は毎日みてほしい」といったイレギュラーな要望にも、講師と直接調整できるため柔軟に対応しやすいのも特徴です。大手派遣型では、こうした調整に会社を通す必要があり、時間がかかることがあります。
最短で即日から指導をスタートできる
大手派遣型は面接から研修を経て指導開始まで1ヶ月ほどかかることが珍しくありません。個人契約であれば、面談したその日にトライアル授業を行い、双方が合意すればすぐに指導をスタートできます。
個人契約で気をつけたいポイント
個人契約は自由度が高い分、講師選びは自分の目で行う必要があります。プロフィールや指導実績を確認し、可能であれば体験授業で相性を見てから継続を決めるのがおすすめです。あわせて、指導内容・料金・キャンセルポリシーなど基本的な条件は、事前にメッセージなどの形で握っておくと安心です。(なお、現在他の家庭教師派遣会社と契約中の方は、その派遣を通じて知り合った生徒と個別に契約することが契約違反にあたる場合があるため、その点だけご注意ください。)
料金相場を比較する
| 初期費用 | 1コマあたりの授業料 | |
|---|---|---|
| 大手派遣型 | 10,000円〜(入会金) | 5,000円〜(仲介手数料込み) |
| マッチングサービス型 | 1,500円〜(登録・応募料) | 3,000円〜 |
| 完全個人契約 | 0円 | 1,500円〜(中学受験など専門性が高い場合は5,000円〜) |
※金額はあくまで目安です。地域・指導科目・講師の実績によって変動します。
実体験:大手派遣と個人契約、両方を経験して感じたこと
大学生の頃、大手家庭教師派遣会社の面接を受けたことがあります。提示された時給は1,600円、しかも毎回の指導後にレポート提出が必須でした。一方で会社が生徒側から受け取っている金額は、1コマあたり7,000円以上。このギャップに気づいてから、別の機会に個人契約という選択肢を経験することになりました。
個人契約で担当した生徒の中に、「志望校に合格させてほしい」と強い希望を伝えてくれたご家庭がありました。普段は週3時間・時給3,000円で指導していましたが、受験直前の5日間は1日8時間の集中指導に切り替え、この5日間だけで12万円ほどの報酬になりました。大手派遣であれば、このような柔軟なスケジュール調整は現実的ではありません。
その生徒が無事に志望校へ合格したときは、お礼として現金と食事をご馳走になりました。仲介が入らない分、こうした「成果に対する感謝」が講師に直接届きやすいのも、個人契約ならではだと感じています。
個人契約は、こんな方におすすめ
料金を抑えたい、スケジュールを柔軟に調整したいという方には、個人契約が最もバランスの良い選択肢です。「講師選びやトラブル対応が不安」という方も、プロフィール確認・体験授業・条件のすり合わせという基本を押さえれば、十分に安心して選べます。
よくある質問
- Q. 個人契約は違法ですか?
-
A. 個人契約そのものは違法ではありません。派遣会社を介さずに知り合った生徒との契約であれば問題なく行えます。
- Q. 個人契約の相場はどのくらいですか?
-
A. 一般的な指導で時給1,500〜3,000円程度、中学受験など専門性の高い指導では時給5,000円以上になることもあります。地域や講師の実績によって差があります。
- Q. トラブルが心配です。どう防げばいいですか?
-
A. 契約前に指導内容・料金・キャンセルポリシーを明確にし、簡単な合意内容をメッセージなどの形で残しておくことが有効です。サポート体制のあるマッチングサービスを利用するのも一つの方法です。
まとめ:個人契約は、賢く選べば一番コスパの良い選択肢
大手派遣型は安心感に強みがありますが、その分費用は高くなりがちです。個人契約は、料金の安さとスケジュールの柔軟さを両立できる、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。プロフィール確認・体験授業・条件のすり合わせという基本さえ押さえれば、多くの方にとって十分に安心して選べます。
ダイレクトティーチャーは、この「個人契約」の良さを安全に、できるだけ多くの先生・ご家庭に届けたいという思いから始めたマッチングサービスです。先生の登録・掲載は無料、生徒側も応募登録料のみで仲介手数料は一切かかりません。気になる方はぜひトップページからサービス内容をご覧ください。
※本記事のエピソードは運営者の実体験に基づいていますが、個人・学校・派遣会社が特定される情報は伏せています。金額感には個人差があります。