せっかく家庭教師を依頼しても、「なんとなく子どもと相性が合わない気がする」と感じることは珍しくありません。この記事では、合わないと感じたときのサインと、実際に運営者自身が指導する側として経験した失敗談を交えながら、対処法を解説します。
「合わない」と感じる主なサイン
代表的なサインとしては、指導日が近づくと子どもの表情が曇る、勉強前より嫌々な様子が増えた、成績や理解度に変化が見られない、質問しづらそうにしている、といったものが挙げられます。1回や2回の様子だけで判断せず、数週間の傾向として見るのがポイントです。
実体験:情熱が空回りしてしまった話
運営者自身、家庭教師として指導していたときに、生徒に熱心になりすぎるあまり、つい説教のような口調になってしまったことがあります。結果として、保護者から間接的に「塾に変えたい」と言われ、指導を終えることになりました。今振り返ると、結果を出したいという思いが強すぎて、生徒との距離感の調整を怠っていたのだと思います。個人契約は先生と生徒の距離が近い分、この距離感の調整は先生自身の責任でもあると痛感した経験でした。
この経験から言えるのは、「合わない」と感じる原因は、必ずしも指導力の問題ではなく、コミュニケーションの取り方やペースのズレであることが多いということです。
合わないと感じたときの対処法
まずは先生に率直に相談してみる
指導のペースや口調について、思っていることを先生に直接伝えてみましょう。個人契約であれば、間に仲介業者を挟まない分、率直なフィードバックがそのまま伝わり、改善してもらいやすいというメリットがあります。
期間を区切って様子を見る
1回の指導だけで判断せず、「まず3回試してみる」など期間を区切って様子を見るのもおすすめです。相性は、お互いに慣れてくることで改善するケースも少なくありません。
それでも合わなければ、変更を申し出る
率直に伝えても改善が見られない場合は、無理に続けず、別の先生への切り替えを検討しましょう。個人契約であれば、契約期間の縛りがない場合が多く、大手の仲介サービスに比べて変更の手続きもシンプルです。
先生を変える際の伝え方
「指導内容に不満がある」という伝え方よりも、「本人により合うペースの先生を探してみたい」といった形で伝える方が、双方にとって角が立ちにくくなります。これまでの指導へのお礼を添えつつ、次回の指導をもって終了としたい旨を早めに伝えるのがマナーです。
「合わない」の正体を切り分けるチェックリスト
「なんとなく合わない」のまま辞めると、次の先生でも同じ問題を繰り返しがちです。原因は大きく4種類に分かれます。
| 合わないの種類 | サイン | 取るべき対応 |
|---|---|---|
| 教え方が合わない | 説明を聞いても分からないことが多い | 「例え話を増やしてほしい」など要望を具体的に伝える。改善余地が大きい |
| レベルが合わない | 授業が簡単すぎる/難しすぎる | 使用教材のレベル変更を相談。これも改善余地が大きい |
| 性格が合わない | 授業が静かすぎる・怖い・話しにくい | 1か月様子を見て変わらなければ先生の変更を検討 |
| やる気の問題 | どの先生でも同じ状態が続く | 先生を変えても解決しない。目標設定から見直す |
上の2つ(教え方・レベル)は先生に伝えれば改善することが多く、いきなり変更するのはもったいないケースです。逆に性格の不一致は長引かせても好転しにくいのが実情です。
先生を変えるときの伝え方(例文つき)
個人契約で先生を変える場合、気まずさから連絡を絶ってしまう方がいますが、これは避けましょう。シンプルに次のように伝えれば十分です。
「いつも丁寧なご指導をありがとうございます。子どもの学習状況を家庭で話し合った結果、今月末で一度指導を終了させていただきたく思います。短い間でしたが本当にありがとうございました。」
理由を細かく説明する必要はありません。契約時に「1か月前連絡で終了できる」と合意しておくと、この連絡もスムーズです(合意書テンプレートはこちら)。
まとめ
先生との相性が合わないと感じるのは、決して珍しいことではありません。まずは率直に相談し、期間を区切って様子を見て、それでも難しければ変更を申し出る、という流れで対応すれば、お互いに気まずくなりすぎずに次のステップに進めます。
関連記事
次の先生を探すなら、プロフィールと指導方針を事前に確認できるダイレクトティーチャーの先生検索が便利です。
家庭教師探しには、個人契約マッチングのダイレクトティーチャーもぜひご活用ください。先生の登録・掲載は無料で、仲介手数料もかかりません。